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| 仙台東照宮「石鳥居・石灯篭」〜杜の都の華やかさを今に〜 |
―「東照宮」豆知識について
東照宮は、徳川家康公を祀った神社として広く知られる。関ヶ原の戦いに勝利し全国統一を成し遂げ、江戸時代(1615〜1867)という250余年もの泰平の礎を築いた家康公は、いつしか祭神となり崇拝の対象となった。では○○東照宮という神社が全国にいくつあるか、皆さん、ご存知ですか。全国東照宮連合会(事務局=日光東照宮内)のリストから一部を抜粋すると、北から北海道、弘前、水戸、前橋、世良田(徳川氏発祥の地)、八日市場、上野、長窪、松平、名古屋、飛騨、日吉、和歌山、広島など…実に213カ所あった。ちなみに三大東照宮 とは、駿府城で息を引き取った家康公が最初に埋葬された久能山(静岡市)、その後、遺言による改葬で現在の埋葬地となった日光(栃木・日光市)、そして久能山から日光へ遺骸を運ぶ途中に立ち寄った仙波(埼玉・川越市)の3つを指す。なお今回紹介する文化財は、仙台東照宮(宮城・青葉区)の石鳥居と石灯篭です。
―計算された類希なロケーション
最寄駅はJR仙山線の東照宮駅。南北に伸びる宮町通りの北側、道路が右側に大きく「くの字 」に折れたところに石鳥居があり、さらに随身門、拝殿、本殿に通じる石段(表参道)の両脇に石灯篭がズラリと並ぶ。多くの参拝者は石段を登りきった、入母屋造りの随身門でちょっと小休止する。ここで振り返ると、今歩いてきた石段と参道、その先の宮町通りが東照宮を起点にして南に一直線に伸びているのが分かる。もちろん石灯篭も石鳥居もその視界の中に全て収まっている。おそらく風水に基づいた設計だろうが、一般大衆の信仰心を集める心理的な効果もあったに違いない。
◎参考資料
・仙台東照宮パンフレット ほか
・仙台東照宮ホームページ http://www.sendai-toshogu.or.jp
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